分散投資が長期投資の基本です。自分の投資スタイルにあったポートフォリオを考えよう!

ポートフォリオ分析 株式投資
ポートフォリオ分析

分散投資が長期投資の基本です。自分の投資スタイルにあったポートフォリオを!

分散投資は長期投資の基本中の基本

分散投資とは、投資先を一つに集中するのではなく、複数の投資先に分けて投資することを言います。

資産を一つに集中投資をしてしまうと、その資産の値動きだけで全ての資産運用が決まってしまい、仮にその一つの投資先の業績が悪化してしまうと大きな損失が出てしまいます。

そこで、資産を分散しリスクを軽減しようという投資方法が分散投資です。

例えば、日本株・外国株・国内債券・外国債券・金・仮想通貨等に分けて投資を行い、更にドルコスト平均法による時間的な分散も合わせて行うとより効果的です。

株式と債券、国内資産と外国資産等様々な性質の金融商品に分散して投資すると、一つの資産の運用結果が悪くても、別の資産の運用結果が良ければ、全体への影響は小さくなります。

つまり、資産の値動きが分散しているので、リスクの低減につながり、安定したリターンを得ることができます。

長期投資にとって、このように様々な性質の金融商品を組み合わせて分散投資を行い、ポートフォリオを組むことが大切です。

分散投資が長期的な投資の基本ですね!

そもそもポートフォリオとは

そもそも投資を始めたばかりの人はポートフォリオという言葉自体初めて聞くという人もいるかもしれません。
ポートフォリオ(portfolio)という言葉自体の意味は、直訳すると「紙ばさみ」や「折りかばん」「書類を運ぶケース」という意味になります。
デザイナーやクリエイターの人達が使うポートフォリオは自分が作った作品やデザイン集等を指しますが、
投資でいうポートフォリオとは、株式や債券や投資信託などの金融商品の組み合わせのことを言います。
「ポートフォリオを組む」ということは、株や債券などの比率をどの程度に割り振るかを考えリストにすることです。

長期的な視点で、自分のスタイルに合ったポートフォリオを組みましょう!!

分散投資の種類

1.資産の分散

国内や海外の株式・債券(国債等)・REIT(リート、不動産投資信託)など、金融資産を分散して投資する方法です。また、株式でも、様々な業界の株を買っておいたり、不況時でも値動きの幅が少ない安定した株や、これから伸びてくる値動きの大きい成長株で分けておくのも良いと思います。

2.地域(国)の分散

様々な国に投資先を分散する方法です。
先進国や新興国(これからどんどん発展していく国)で分散する投資です。
また、国によって好不況が異なっているので、様々な国や地域で分散しリスクを軽減する方法です。
地域の分散は投資信託でやるのが良いかと思います。様々な国の株式を個人で分散投資するのは難しいからです。
投資信託では先進国型や新興国型、全世界型、米国s&p500等予め分散されている商品があります。

3.時間の分散

時間を分散させる投資方法です。
一度に資産を大量に投資してしまうのではなく、資産を少しづつ投資する時期を分けて、投資する方法です。
毎月コツコツと積立投資をしていく方法が主流かと思います。
いわゆる、「ドル・コスト平均法」という投資方法です。つみたてNISAで行う運用方法ですね。

4.通貨の分散

通貨分散は、為替相場の変動リスクを考え、様々な国の通過に分散する方法です。地域分散と似たような感じです。
円、米ドル、豪ドル、トルコリラ、南アフリカランドなどが良く聞きますね。
外貨への投資は、外貨建てMMFや外貨建て商品が主流ですね。

ポートフォリオを組む

では「ポートフォリオ」をどう組めば良いのか。

自分で資産配分を決めて投資を行う

自分で株式や債券に投資し、自分にあったポートフォリオを完成させる方法です。
その人それぞれのライフプランや”利回りをいくらで考えているのか”があるので一概には言えませんが、一番スタンダードな割合は、国内株式25%、外国株式25%、債券35%、外国債券15%ぐらいではないでしょうか。
バランスよく振り分けて投資することが大切です。

投資する金額、毎月の積立金額、投資の目標、想定する運用利回りをよく考えポートフォリオを組もう!

投資信託に投資を行う。

初心者の方は、投資信託での投資がおすすめです。
投資信託は、複数の投資家から集めたお金を資産運用のプロが運用し、運用によって得た利益を投資額に応じて投資家に分配する金融商品です。
複数の投資信託を組み合わせることにより、分散投資が可能になります。
注意すべき点としては、自分に合った投資信託を選ぶということです。
投資信託はかなりたくさんの種類があります。
ハイリスクハイリターンな商品、ローリスクローリターンの商品があるので、自分の投資スタイルにあった商品を選びましょう。
また、手数料や信託報酬がかかるので、運用にかかる手数料についても必ず確認するべきです。

ロボアドバイザーを利用する

ロボアドバイザーは、いくつかの質問に答えるだけで、その人に合う資産配分とポートフォリオを組んでくれます。
最近、CMでも目にする「WealthNavi」や「THEO」などが有名ですね。
ロボアドバイザーの一番のメリットは、全自動でポートフォリオを組み、資産運用してくれる点です。
デメリットとしては、ロボアドバイザーは、投資信託等と比べると手数料がやや高めに設定されています。
私もロボアドバイザーを利用していますが、意外と良いパフォーマンスを見せています。
初心者が下手に自分でやるよりは、運用成績は良いです。
しかし、最初はロボアドに負けているような運用であっても、長期的に自分で投資を行い、自分の投資スタイルを確率すれば、ロボアドに勝てるのではないでしょうか?
ロボアドの運用成績で満足という人はそれでも構わないと思いますが、初心者の頃の損失は自分への投資という意味合いもありますので、自分でやるというのも良いと思います。

まとめ

投資の基本は長期・積立・分散投資だと思っています(あくまでも個人的な考えです)。

それをふまえて自分に合ったポートフォリオを作ることを心がけましょう!


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