株式投資やFX投資は副業にあたるのかどうか?
副業禁止の会社の場合、株・FX投資はできるのか?できないのか?
まずは、そもそもの副業について考えてみます。
副業について
副業とは、法律上の明確な定義はないそうです。
一般的には、本業とは別の就労によって収入を得ている仕事のことを言います。
副業については、2、3年ほど前の安倍前総理が「働き方改革」がどうやこうや言い出して、副業もオッケーという企業が少しずつ出てきましたが、就業規則で禁止されている会社もまだまだ多いのが現実ですね。
厚生労働省の「副業・兼業の促進に関するガイドライン」の中の基本的な考え方では、企業の対応としては、原則、副業・兼業を認める方向とすることが適当であると書いてあります。
原則というは、副業が会社の業務に支障をもたらすものかどうかというところが問題であって、業務に支障がないのであれば、労働時間以外の時間について、労働者の希望に応じて、原則、副業・兼業を認める方向で検討することが求められるそうです。
という訳で本当は副業は 原則認められるべきであるんですよね。
しかも、就業規則で禁止とされていたとしても、法律的な観点からいえば、実は憲法や法律では会社員の副業を禁止するような条文は定められていないので、法的拘束力はないそうです。
ただし、何でもかんでも副業を行っても良いという訳ではないです。主な禁止される理由は下記です。
本業に支障が出る場合
副業が忙しすぎて、本業がおろそかになるのは本末転倒です。
本業の業務中にこっそり副業をしているとか、副業が忙しく本業を欠勤がばかりされたりすれば、会社としては、そんな副業が認められるはずないですよね。
あとは、競合同業他社にスタッフとして働く場合等ですね。これは説明をしなくても、いろいろとマズイですよね。
守秘義務違反
本業に関係のある副業を行った場合、知識も経験もあり、すぐに利益に直結する可能性が高いですよね。
その副業の中で、本業の企業秘密とされている情報やノウハウを使用し、さらにその情報を社外の人間にうっかり話してしまったりすると本業の会社からすると情報漏洩になるので、その場合も認められないですよね。というか、その場合は、解雇される可能性もあります。
株やFXの投資は副業にあたるのか?
というわけで、株式投資は副業にあたるのかどうかですが、結論からいうと、株式投資・FXは副業ではないという考え方が一般的です。
株式投資は就労ではないですし、株というのは財産になるので、株式投資は資産運用にあたるという考え方が一般的です。
また、株等は相続財産となるので、偶然相続して株等を取得し、不労所得を得るような状況にならないとも限りませんので、就業規則等で禁止にするといろいろと面倒な状況になります。
しかし、本業中に頻繁に株やFX取引をし本業に支障がきたす場合や、会社で知った情報を投資に利用するいわゆるインサイダー取引は、何らかのペナルティは受ける可能性がありますので、注意が必要です。
また、公務員の場合は副業・兼業が違法であるということは、国家公務員法と地方公務員法で明確に定められいますが、株式投資については、個人で株取引を行うだけなので、副業にはあたらないと言われています。
株やFXの投資にのめり込みすぎず、ほどほどに行うようにしましょう。
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